【塾講師が選ぶ】高校受験で失敗する子の特徴3選

こんにちは、品川大崎・オンライン自立型学習塾みんなのてらこやの代表細田です。
受験する子供たちと関わっていると、この子は放っておいても合格するな、この子は成績いいけど受験失敗しそうだからテコ入れしないとな、という感じがわかってきます。
今回は受験に失敗する特徴3選を紹介します。
もちろんその子たちにはいいところが一杯あって、だからダメな子ということを言いたいわけではありません。
中学三年生なら最後の注意喚起、中学2年生なら心構えとして聞いていただきたいです。
受験に失敗する子の特徴3選
- 受験に対して受け身
- 志望校1校しか調べていない
- 目標が決まっていない
受験に対して受け身
受験に対して受け身な子というのは結構います。
口癖として
「学校でまだ習ってないから」
「テストの範囲まだ出てないから」
「先生がここ受けろって言ったから」
「お母さんが行けって言ったから」
というものが多いです。
どこか他人事、責任の所在を他者に押し付けている感じです。
こういう子は家庭学習や自習での伸びがありません。
宿題や範囲など与えられたもの「しか」取り組まないからです。
失敗したことも忘れがちなので、次はなんとかするだろうという周囲の期待を見事に裏切ります。
本人でさえも同じミスはしないだろうと思っているのでタチが悪いです。
さらに怖いことに成績がいい子にも数多くいます。
学校の成績なんて与えられたものをやっておけばオール3以上は取れるので、このまま受験も大丈夫だろうという勘違いを本人も周囲もします。
解決ポイントとしては上位レベルの集団に入れてあげるといいです。
自分がないので染りやすいところを活用します。
上位レベルの意識に気づいたら染まっていいところを吸収してくれます。
志望校1校しか調べていない
志望校が決まっていればまぁいい気もしますが、1校だけで大丈夫みたいな生徒が一定数います。
「俺はここしか行きたくないから他調べなくても大丈夫」
みたいな口癖が多いです。
なんかよくわからん自信があるから親や先生も心配しつつ
「本人がそういうなら」と認めがちです。
失敗の仕方として試験当日思いがけないミスをします。
そしてミスの挽回手段が用意されていないので後期入試しかなく、志望もしていない本人よりだいぶレベルが下の高校に行くことになります。
高校受験というのは1回しか経験しません。
毎年実施されていますが受験するのは人生で一回だけなのです。
初めてやることなのに絶対に成功すると思っているのは勇気ではなく無謀です。
厄介なのは保護者に金銭的な気遣いをして1校にしている場合です。
私立は高いから、安い公立高校1校にしておこうみたいな感じですね。
もちろん偏差値60台の子が偏差値50くらいの高校を受けるのは9割方大丈夫だと思います。
でも100%じゃないんですよね。
当日体調悪くなったらどうしますか?
全教科マークミスしてたらどうしますか?
プレッシャーに弱くないですか?
東京都の場合はできるだけ公立の他に私立の併願を受けさせます。
試験慣れや、失敗しても併願があるからというプレッシャーの低減が目的です。
また、公立校に関してもチャレンジ、実力相応、安全校とレベル3つくらい考えさせます。
志望校のレベルよりぐんと伸びた時、全然届いてない時、急に変更するのは妥協になりますが、事前に考えておけば戦略です。
結構本人のモチベーションが変わります。
本命を全力で突破する為にも複数校考えることが大事です。
目標が決まっていない
上記二つからもわかると思いますが、目標が決まっていない子は準備不足になりがちです。
あと直前になったらやればいいと思ってます。
11月に12月にやればいいやと思っている子は12月になってもできません。
サッカー部の子が、試合の日になったらドリブルうまくできるようになってます、だからレギュラーにしてください。って言うようなもんです。
目標を決めるのには練習や助走が必要です。
目標を決めようと決意しないと、情報が集まってきたり、モチベーションが上がったりしません。
不思議なことに目標を決めようとした瞬間にいろんなん情報が見えたり、聞こえたり、理解できたりします。これをカラーバス効果と言います。
そして「ここを受けたい」と言っている生徒には先生や周囲も助けてくれたります。
100%受験体制になれ、と言うわけではありませんが、1%でも受験に関して目標を考えることが大事です。
さていかがでしたでしょうか?
「うちの子の特徴にピッタリ」
「そうそう、こう言うことで悩んでました」
と言う方はぜひ自立型学習塾みんなのてらこやにお越しください。
こうした特徴を解決するような指導をさせていただきます。
お問合せお待ちしております。